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”雨”奄美の大自然も、SLOW LIFEに楽しもう

”雨”奄美の大自然も、SLOW LIFEに楽しもう

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奄美を知って、SLOW LIFEに楽しもう

<目次>

■南国奄美のイメージが変わります

奄美大島は南国のイメージがあるので下記のような写真の青空に青い海のイメージが強いと思います。

①降雨量

気象庁の観測データによると、奄美(※観測地点:名瀬)と東京(※観測地点:東京)の2010年~2019年の10年間の期間での年間平均を比較すると、奄美が約3,115mm/年に対して、東京は約1,646mm/年という結果でした。

奄美は東京と比べると、年間単位で2倍程の降雨量となっています。

更には、奄美から約350kmに位置する沖縄(※観測地点:名護)と上記と同じ10年間の期間での年間平均を比較しました。沖縄の平均降雨量は約2,280mm/年という結果となり、奄美の方が1.4倍弱の降雨量が多いことが分かりました。

ちなみに世界の平均降雨量(1971-2000年の平均値)は880mmとなっています。さらに全国の年間平均降雨量(1971-2000年の平均値)は1,718mmと世界平均の2倍近くの降雨量となっています。

奄美大島はその全国の更に2倍近く平均降雨量ということが分かります。

②日照時間について

気象庁の観測データによると、奄美(※観測地点:名瀬)と東京(※観測地点:東京)の2010年~2019年の10年間の期間での年間平均を比較すると、奄美が約1,322時間/年に対して、東京は約2,018時間/年という結果でした。

※奄美大島は1日平均日照時間が3.6時間しかないんです

奄美は東京と比べると、年間単位で29日程度の日照時間の差が出ていることになります。

更には、奄美から約350kmに位置する沖縄(※観測地点:名護)と上記と同じ10年間の期間での年間平均を比較しました。沖縄の平均降雨量は約1,697時間/年という結果となり、奄美と15日程度の日照時間の差が出ています。

このように暖かい海に囲まれている奄美大島は、温暖多湿な亜熱帯海洋性の気候なのです。

だから奄美大島にしかいない多様な動植物に恵まれているのかもしれませんね。

そんな奄美は“東洋ガラパゴス”と呼ばれているのを知っていましたか?

■“東洋のガラパゴス“と呼ばれる由縁

奄美大島はこのような独特の気候もあり、貴重な動植物に恵まれている島でもあります。その理由は、大昔に日本と中国は陸続きになっており、大陸移動の結果、奄美大島に絶滅危惧種が生き残り、奄美ならではの環境に適応したからと言われています。ではその代表的な奄美大島ならではの生物についてご紹介します。

■アマミノクロウサギ

身体の毛が黒く、耳と足が短く、長いツメをもつのが特徴です。昔の形態のまま現在まで生き残っている貴重なウサギなんだそうです。そんな貴重なアマミノクロウサギは国指定特別天然記念物でもあります。奄美大島と徳之島にだけ生息しています。

夜の道路で運が良ければ会えるかも?!

■ルリカケス

奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島で発見された希少な鳥です。額や喉は黒色、背中と腹部にかけて赤褐色、羽は青色をしています。鳴き声はきれいな声ではなく、独特の声で鳴きます。

■ヘキサヘゴ

湿度の高いところで生息を好む日本最大のシダ植物のヘキサヘゴ。大きなもので10m程のものもあります。ヘキサヘゴを見るとジャングル感が満載な気持ちになりますよね。

~自然の香り“フィトンチッド”の不思議な力~

“フィトンチッド”という言葉を聞いたことがありますか?

フィトンチッドは植物から森林から発生される香り成分で構成されています。

なぜ森林の中では多くの腐敗物があるのに、嫌なにおいがしないか?このフィトンチッドに消臭力があるからです。

なぜ何も農薬などもまいていない森林が害虫をもろともせず大きくなっているのか知っていますか?このフィトンチッドに防菌・防虫力があるからです。

そしてなぜずっと人の手で管理されていない森林は腐敗せずに維持していられるのか知っていますか?フィトンチッドに抗酸化力があるからです。

このフィトンチッドを楽しむには森林浴をするのがオススメです。

これだけ自然豊かな奄美を楽しむのであれば、森林浴も楽しんでみてはいかがでしょうか?

※注意:毒蛇のハブには注意をしてください。

※推奨:奄美の観光ガイドと一緒に散策することを推奨いたします。

そんな生態系をモチーフにしたラベルが実は弊社のクラフトビールブランド“AMAMI GARDEN”なのです。ぜひご紹介した3つの動植物がどこにあるか探してみてください。

 

そして他にも奄美ならではの動植物がありますが分かりましたか?

答えはこの記事の一番最後にありますので、後で見てみてくださいね。

■ネリヤカナヤの島

昔、奄美の島々は“ネリヤカナヤ”と呼ばれていたそうです。奄美の方言で『海の彼方の楽園』という意味です。

ご紹介した通り、これだけ昔ならではの豊かな自然で育まれた島はなかなかないですよね。

先祖代々その希少な自然を守り続けてきたからこそ、私たちは当たり前のようにこの自然と一体化して暮らせたり、見ることができるのではないでしょうか。

■世界自然遺産登録を目指す奄美大島・徳之島

まず世界遺産とは何なのかをご紹介いたします。

~世界遺産とは~

人類共通のかけがえのない財産、将来の世代に引き継ぐべき宝物として、UNESCOの「世界リスト」に掲載された自然地域や遺跡などのことをいいます。

~世界遺産の種類~

世界遺産には、『自然遺産』『文化遺産』『複合遺産』の三種類があります。2018年時点で世界には、自然遺産(209件)、文化遺産(845件)、複合遺産(38件)があります。

そんな独特な自然環境、希少種の生態系が暮らす奄美大島と徳之島は、なんと世界自然遺産登録を目指している島々なのをご存知でしたか?

これから世界自然遺産登録の審査会を通じて、もし審査が通れば、めでたく世界自然遺産登録になる島なのです。

■奄美の楽しみ方

奄美の天候について理解も深まったかと思います。

『南国=快晴』というイメージだけで来てしまうと、本来の奄美の奥深さを知ることができません。

曇り空や雨が他の地域と比べて多いからこそ、奄美の生態系が育まれているのです。

だから観光で奄美に来られた時に、残念がらず、奄美の恵みと思ってもらえたら嬉しいです。

■SLOW LIFE, SLOW BEERを楽しもう

ラベルの奄美の生態系のイラストがギューっと入った“AMAMI GARDEN”

もし天候が優れなくても、AMAMI GARDENは奄美で飲むことができます。

もし雨であれば、雨の音も楽しみながら、やさしい奄美群島クラフトビールでスローライフに浸ってみてはいかがでしょうか?

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《ラベルクイズの答え》

左からアカショウビン、アダン、ガジュマル、ソテツ、クロウサギ、ハブ、クワズイミ、ルリカケス、ヘキサヘゴの計9つでした