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東京オリンピック前後からのビールの歴史のお話

東京オリンピック前後からのビールの歴史のお話

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東京オリンピック前後からのビールの歴史のお話

日本のビール産業は昭和の経済発展を通じて、私たちの身近な存在になっていきました。

ビールも、飲み方もこの70年程で変わっています。

これから先どうなっていくのか、歴史を振り返りそんなテーマの考えに耽ってみてはいかがでしょうか^^

 

■ビールの主原材料『麦芽』の歴史について

皆さまが普段飲まれているビールの麦芽はどこで作られているかはご存知ですか?現在大概が海外で生産されています。

ずっと海外で作られてきたんでしょと思われがちですが、実は違います。

1960年代まで日本国内のビールの原材料大麦は国産100%だったそうです。

驚きですね!

 

■GHQと1964年の東京オリンピック

第二次世界大戦後の1945年から日本の戦後改革を行うためGHQが介入します。

1945年にGHQのマッカーサーは当時の幣原首相に口頭で五大改革指令を出します。その改革の中に、『経済の民主化』が含まれていました。

そして1952年にGHQが廃止され、日本の主権が復活します。

その後、3種の神器としてうたわれた白黒テレビ、洗濯機、そして『冷蔵庫』。

この冷蔵庫がビールを普及させることに一役買うことになるのです。

また1964年の東京オリンピックも国民の心を躍らせます。

オリンピックをテレビで見る。応援をする。

そんな高度経済成長期の時代とともにビールは普及していきます。

■家電の発展,家庭でビールが楽しめる時代へ

1952年に一般家庭向けの小型冷蔵庫が発売されます。値段は8万円程で、当時のサラリーマンの給料10か月分もする高価な家電だったそうです。

1961年には冷凍冷蔵庫が約6万円で販売されます。冷凍庫と冷蔵庫の扉は同じ扉だったそうです。翌年には冷凍庫の自動霜取り機能がついたそうです。

1965年には各家庭で冷蔵庫の普及率が50%を超えます。

そして1970年代に入ると、普及率が90%を超えます。どこの家庭でも冷蔵庫があるという時代へ突入しました。

■缶ビールの登場

瓶ビールが主流だった1950年代。1958年に朝日麦酒が日本初で缶ビールを発売します。

1962年には缶ビールの自動販売機も初めて登場します。

今では量販店や小売店のビールコーナ―ではほとんどが缶ビールですよね。

■樽生が普及するにあたり活躍した自動車

私たちが当たり前のように飲食店で飲む樽生のビール。

フレッシュで美味しいですよね。

この樽生ビールも当たり前のように登場したわけではありません。

自動車が普及して、樽生が各地へ出荷されるようになりました。

自動車輸送ができない地域には出荷できないという時代もありました。

こうやってビール以外の様々な経済発展があってこそ、ビールが身近になったということが分かります。

■冷蔵配送が可能になる

こうして冷蔵機能や配送機能が整備され、ビールは可能な限り美味しい味を保ちながら皆さまの家庭にお届けできるようになりました。

昭和時代の経済発展なくしては、現在のクラフトビールブームはあり得ないということですね。

 

■樽生が自分の家で楽しめる時代がきている

現在キリンビールさんでは『Home Tap』という取り組みが行われています。

これが結構人気なんだとか。

月額8250円(4L)~でご利用いただけるそうです。

当然下記のオシャレなサーバーも無料レンタルできます。

家で樽生を楽しめると聞くと、ゴクリとしてしまいますね。

ご興味がある人はこちらよりご覧ください。

■ビールサーバーがDIYできる時代へ

そして瓶や缶ビール以外にも、ビールサーバーもDIYできる時代に入っています。

Youtubeやインターネットで調べていただくと、色々なDIYの方法がでてきます。

クーラーボックスをDIYする。

様々な部品を集めると、3-5万弱程で作れてしまいそうです。

樽生がついに自分の家庭で飲める時代もあなた次第で可能になっているというわけです。

■オンライン飲みの普及

2020年の新型コロナウイルスの影響により、STAY HOMEが強制され、オンラインで友達と飲むという新しい日常も始まりました。

友達と飲むだけでなく、各ブルワリーの工場見学でさえも楽しめます。

インターネットを介して、調べ物をしたり、仕事をしたり、モノを買ったりするだけでなく、コミュニケーションの方法が変わりました。

オンライン飲み会のいいところは、田舎に住むとより分かるのですが、車問題が解決されるところです。

田舎に住むと車で都市部まで移動して、お酒を飲むと宿泊したり、もしくは代行で帰らなければいけないなどと結構一苦労します。

オンライン飲み会があると、車に乗る必要もなく、家でゆっくりとくつろぎながら語らえるという部分では個人的に重宝しています。

■今後どうなるBEER WORLD

瓶や缶、そして樽生までも身近で楽しめる時代となりました。

樽生が家で飲める時代を10年前に予想していましたか?

そして飲食店に行かなくても、仲間と集まり、かたりあうことが できる時代がきました。

このようにしてどんどん私たちのBEER WORLDは変わってきています。

今後大好きなビールワールドはどのように変化していくのでしょうか。

個人的にはVRの浸透かなと思っています。

VRを通じて、イベントをリアルに近い形で楽しみながらお酒を飲みながら楽しむ。旅行に言った気分で友達と語らいながら飲む。

その他で言うと、ビールの酵母についての研究による新たな購入思考の確立。

現在DNA検査を行う人が増えているそうですね。

このように自分のDNAが分かれば、自分のDNAなどと合う、もしくは必要なビール酵母で作ったビールを選んだりするようなことももしかしたら・・・

ということで、本当に今後どうなっていくのでしょうか。

皆さまの妄想がもしかたしたら今後ビアファンを更に豊かにしてくれるかもしれません。

秋の夜長に、未来に向けて妄想に浸ってみてはいかがでしょうか^^

そんなおともにAMAMI GARDENもぜひぜひ。

商品ページはこちらより